競合ひしめく機械要素部品へ参入!影で支えた競合市場調査分析サービス

株式会社マクルウ

【案件内容】

mg素材における新製品開発

どんなビジネスを展開しているのか

マグネシウム合金製棒/管の塑性加工に特化したモノづくり系ベンチャー企業で、主にToC向けに「杖」「家具」を展開し、ToB向けに「マグネシウム素材」を提供しております

導入経緯

社名は聞いたこともなかったのですが、知り合いの企業が既にプライム社と取引を始めており、友人から「製造業に特化したマーケティングサポートを行っている会社があるけど、興味ある?」と聞かれ、興味があったので、お会いしました。もともと製造業の開発部門で仕事をしていた関係でマーケティング部門とは結構距離が近く、また丁度ToB向けに展開を本格的に検討していた時期でもありました。
ただ、中小規模の会社だと企画ができる人材を確保するのに苦労するし、現状の人材では日々の業務で手一杯なので、一層外部の方にお願いするのもありかなと思ってました。

なぜToB向けに本格展開を考えたのですか?

事業を展開する中で法人企業からの問合せが年々増加した来たことが大きいと思います。例えば、「溶接用のワイヤーを作れないか?」「ヘラしぼり加工できないか」最近ですと「ドローン本体の重量を落としたいが、マグネシウムで製造できないか」などです。
ただ、これまでToC向けに事業を展開していたので、ToB向けに何を製造すればよいのか全く分かりませんでした。

当時抱えていた課題は何か

抱えていた課題は、ToB向けにマグネシウムで何をすればよいのか。全く分からなかったことです。これまでは依頼があった際に加工を請け負っていたいわば「待ち」の状態でした。しかし積極的に売上を確保するためには「攻め」の姿勢が必要でしたが、もともと開発部隊にいたため何からやればよいか本当に困っておりました。

どのように対応したのか

マグネシウム特性である「実用金属で最も軽い」「比強度、比剛性が鋼やアルミニウムより優れている」などの最も効果が表れる部品を選定し市場ポテンシャル調査を実施しました。調査資料は、すでに世の中に公開されている統計データや市場調査データを基にセカンダリーデータを中心に行いました。また、一部顧客ユーザーへの訪問を行いました。定量データでは把握できない「なぜ」そうなったのかを定性データで確認をしました。

サポート範囲はどの程度か

今回、プライム社には市場分析いわゆる戦略面から分析設・アウトプット作成までを担当いただきました。モノづくりをメインで行っていた企業が戦略面を考えこんでいくことは正直難しいと感じておりましたので、餅は餅屋ではないですが、プロに任せながら、学べるものは学ぶ姿勢で私はよいのではと感じております。

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